普及活動・セミナー

耐震天井とは

耐震天井とは一般的に「パーツの補強、ブレースの設置、クリアランスの確保の3点を考慮し耐震設計された天井」と考えられています。
JACCA耐震天井は上記の3点を考慮し、「国土交通省平成25年告示第771号に基づいた試験データと設計ルートにより耐震設計され、JACCA耐震天井施工技術者により施工された天井」と定義しています。

耐震天井のポイント

4つのポイント全て行うことが重要です。

以下 4つのポイント全て
行うことが重要です。

  • クリップなどパーツを補強する

    部材そのものを強化する

  • ブレース(筋交い)を取り付ける

    部筋交いにより天井の揺れを防ぐ

  • クリアランス(隙間)を設ける

    隙間を設けて壁との衝突を防ぐ

  • JACCA耐震天井技術者による施工

    基準に沿った適切な施工を行う

天井の構造

天井裏には、空調・照明・換気などの設備と、断熱・遮音・吸音などの建築用材料が組み込まれています。これらの設置場所を確保し、性能を維持するために「吊り天井」構造が採用されているのです。
「吊り天井」は、天井裏のコンクリート部に金属製のボルトを装着し、ハンガー・野縁受け・クリップ・野縁などを組み合わせて格子状の骨組みを作り、表面を石膏ボードなどで仕上げた構造となっています。
ショッピングモールや工場などの大規模空間を持つ施設をはじめ、多くの建物が「吊り天井」構造となっています。

地震時に天井はどうなるか

地震が発生した際は、「吊り天井」がブランコのような横揺れを起こし、「吊り天井」の端部が建物本体や壁などに衝突します。
その衝撃で「吊り天井」が壊れて落下したり、地震の揺れによる不規則な力や衝撃で、各部材が変形したり、結合部分が外れてしまうことがあります。
「吊り天井」の重さは1㎡あたり7~60kgほどで、重たいものは総重量が30トンを超えることがあります。