JACCAとは

組合概要

ご挨拶

日本耐震天井施工協同組合(JACCA*1)は、1999年に創設されたコンストラクターズ・イノベーション協同組合を母体に、耐震天井の導入と普及をその活動目的として2008年に改組・設立された国土交通省の認可団体です。設立以来、組合員である内装工事業の皆様と様々な活動を行って参りました。
JACCAは「安全・安心」な空間を提供することを目的に、耐震天井保証制度を導入し、正しい耐震天井を施工すべく、組合員向け研修会を通じて耐震天井施工技術者を養成してきました。また、既存天井の耐震性調査の必要性から、天井耐震診断士の養成にも取組んでおります。
2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震では、2000ヶ所以上の天井が落下し、天井を含む非構造部材の崩落や倒壊により5名もの尊い命が失われました。2014年4月には耐震天井の基準が法令化されるなど*2、天井の耐震化をとりまく環境は大きく変わりましたが、予算の確保などの課題も多く、安全で安心な天井の導入への取り組みは、全国的に見ればまだ十分なものとは言えません。
このような環境下、JACCAは耐震天井の普及活動にも取組み、施設の所有者、管理者をはじめ、設計者の皆さま向けに、耐震天井セミナーも開催しております。
また、2017年に中小企業庁から官公需適格組合*3として認定されたことから、これらの活動をバックアップし、従前にも増して積極的に進めていく所存でございます。
JACCAは天井の耐震化の必要性を訴え、耐震天井の導入と普及を推進し、「安全・安心」な空間を提供してまいります。今後ともご支援・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

理念

私たちは、地震災害から国民の生命と財産を守るため、天井の耐震化による「安全・安心」な空間づくりに取り組み、地震に強い社会の実現を目指します。

コンプライアンス

私たちは、日本耐震天井施工協同組合の組合員として、

  • 1. 耐震天井の施工技術者としての知識・技術・経験を高めること
  • 2. 安全・安心な耐震天井の普及を通じて、社会活動に貢献すること
  • 3. 耐震天井の安全性に関する情報を広く社会に通知し、安全な耐震環境を提供すること

をお約束いたします。

沿革

1999.10 コンストラクターズ・イノベーション協同組合設立
2001.3.24 平成13年芸予地震
2003.9.26 平成15年十勝沖地震
2004.10.23 平成16年新潟県中越地震
2005.8.16 8・16宮城地震
2007.3.25 平成19年能登半島地震
2007.7.16 平成19年新潟県中越沖地震
2008.6.14 平成20年岩手・宮城内陸地震
2008.11 日本耐震天井施工協同組合へ改組(名称変更)
耐震天井保証制度を創設
2009.4 耐震天井施工技術者認定制度開始
→2009.4に東京で第1回施工研修会を実施
2009.11 第1回 総会開催
組合員数 296社
2010.11 第1回 通常総代会開催
2011.3.11 平成23年東北地方太平洋沖地震
2011.4 天井耐震診断士認定制度開始
2012.3 組合員数 500社
2012.11 一級建築士事務所登録
2014.6 「屋内運動場等の天井等耐震対策設計の手引き」刊行
2016.4.14 平成28年熊本地震
2017.5 中小企業庁から官公需適格組合として認可
2017.12 組合員数 800社
2018.9.6 平成30年北海道胆振東部地震
2021.10 「内閣官房国土強靭化民間の取組み事例集」選出・掲載
2021.10 内装工事店を支援するポータルサイト「軽天屋さんポータル」公開
2021.10 自治体向け天井耐震化に関する情報サイト「耐震天井なび」公開
2022.4 KIRIIアングルクランプを認定工法に登録
2024.1.1 令和6年能登半島地震
2024.2 事務局移転

組織図

情報公開